
すぐに止まる・時間が遅れる [自動巻き]
・時間がとまる
腕時計のまつわる全てのクレームの中で最も多い勘違いがこれ!
まず自動巻きとクォーツの違いを把握していただく必要があります。
参考画像
自動巻き腕時計は、腕の動きや着用時の姿勢によってローターといわれる半円形の重りが動き、内部のゼンマイを巻き上げます。ゼンマイはもちろん巻き上げがなくなれば止まりますので、着用せずにしばらく置いておくと、止まります。
インターネットで買った腕時計が、到着時は止まっていてもそれはゼンマイが無くなったことが原因で、なにも問題はありません。すぐに止まるというのも、この巻き上げの量が足りていない事がほとんどです。
ゼンマイを巻き上げる方法は簡単、身に付けて過ごすだけ。
もちろんデスクワークや就寝時など、あまり動きがない状態では巻き上げが十分に行われませんが、普段通りに動いていればまず問題ないでしょう。
着用時間が短かったり、あまり動かず、巻き上げが足りないという場合に、手巻き機能の登場です。
手巻きとは読んで字の如く、「ゼンマイを手で巻き上げる方式」なのですが、こちらはリューズを奥方向に回していく事によって内部のゼンマイを巻き上げていきます。
巻き上げながら耳を近付けるとジィーという巻き上げ音を聞く事ができるでしょう。ただ、手巻き機能はどの腕時計にも付いているわけではなく、自動巻きでしか巻き上げられないものもあります。
こちらが手巻専用の手巻き腕時計のムーブメント。半円形のローターがないのが分かります。
リューズも巻き上げやすいような形になっているのが特徴です。
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・時間が遅れる
時間が遅れるという場合も基本的に同じです。ゼンマイの巻き上げが足りない場合は、安定した精度を保てません。
手巻があるモデルであれば、止まった状態から40-50回巻き上げを行い、自動巻きであれば、丸1日身につけてみましょう。このように完全に巻き上げが行われた状態では、動かさなくとも30時間(個体差あり)は駆動するでしょう。
精度がおかしいな、と思ったらまず完全に巻き上げた状態で1日の誤差をはかりましょう。そのうえで、日差が大きく出るようであれば、オーバーホールをおすすめします。(買ってすぐの腕時計であればメーカーに修理交換依頼ですね。)
なお、自動巻き時計はクォーツとは違い、完全なアナログ時計なので、1日30-60秒くらいの誤差は正常です。(誤差の許容規定は取扱説明書に書いてあるかもしれません。)
機能的にみればクォーツ時計の方が優れているといえますが、それでもなお、腕時計好きの心を掴んでやまないのは、職人の伝統芸が感じられるからでしょうか・・・。
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・腕時計の姿勢について
精度を測るときや、保管時は文字盤が上に向くように置きましょう。
姿勢を変えると精度が安定しない場合があります。
・一時的なもの
磁気の影響を受けた可能性があります。
しばらく様子をみて、再発しないようであれば問題なしと思われます。
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